定年後・老後の収支計画

65歳から年金が受給できるようになりますが、会社員だったときは、健康保険や税金などは会社が給与天引してくれ、代わりに支払ってくれてます。会社を退職するとこれらのお金は自分で支払いをしなければならなくなります。現在のままで暮らしていけるのか不安に思うことがあるはずです。このようなお金の不安を解消するには定年後・老後の収支の計画をすることです。定年後・老後の収支計画についてご紹介します。

●収入の把握

 収入は年金が主になります。基礎年金、厚生年金、確定拠出年金、企業年金などでご自身に支給される年金と支給金額を把握しておきましょう。それ以外に収入があれば内容と金額を把握して、毎月いくら収入があって、年間での収入がいくらあるのか把握します。

●支出の把握

支出は現在のそれをベースに食費などの生活費、住宅ローン、家賃などの住宅費、授業料などの教育費、健康保険などの社会保険料等に分けて金額を把握するようにします。年金受給時にはなくなる支出や増減する項目を把握しておきましょう。

●年間収支表の作成

上記の把握をベースに1月から12月までの1年間の収支表を作成しましょう。年1回とか年数回とか支払う内容も支払い内容、支払月、支払金額を該当月に記入して、現状1年間の収支を把握しましょう。収入-支出がマイナスの場合は赤字の手当てを何らかの形でする必要があります。

●一時的な支出を把握

年金受給時以降の一時的に支出する費用の内容を金額を見積りましょう。たとえば、海外旅行、リフォーム、車の買い替え、子どもの結婚費用援助などです。いつ頃、どのくらいの費用がかかるか整理しておきましょう。他に趣味等実現したことがあれば加えておきます。

年間の収支表のマイナスと一時的な支出の合計が定年後、老後に用意しておくお金の金額と言えます。

●対策のための計画をたてる

老後に用意しておくお金を把握したら、その金額が準備できていればよいですが、そうでない場合はどうするか、働くのか、資産運用するのか、両方実施するのか、働くするとすれば何歳まで働くのか、そのためには何をするかなどの実行する計画をたてます。それを半月、1年間の単位で見直していきましょう。

●当事務所がお手伝いさせていただくこと

定年後、老後の収支について下記のようなご不安はありませんか?ご相談ください。当事務所がお悩み解消をお手伝いさせていただきます。

・年金はいつからいくらもらえるの?

・老後のお金はいくら必要なの?

・住宅ローンが残っているけど大丈夫?

・老後の生活費ってどのくらいなの?

・老後破産するのではないか。

その他定年後、老後の収支について何なりとご相談ください。